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December 01, 2005

マトリックス レボリューションズ

2003 【米】
■Matrix Revolutions

HP更新中にいきなりつっこまれた。
(夜中なのに…)

この映画の話は、まだしないのです。

もう10回以上観てますが

なんというか、俺的にこの映画は、
映画であって映画ではない。

Revolutionsは、正直ちょっと「やっちゃった」感はあるかなぁと。
映画としては。

(勿論、ターミネーター3の絶望感とは全く違いますが。w)


そう、Matrixって、俺の中では歴史書なんです。
面白いかどうか、

んな話ではない。

この、パラレルワールドでの現実
その傍観者であり、その立場をむしろ嘆いている。

まだ、少しだけ自分の解釈に対する不満があるのです。

でもまぁ、
「いつまで(Revolutionsのレビューを)保留しとく気ぢゃボケ」
に反応して少しだけ。

日記で書いた、Morpheusの終盤のセリフ。

この物語に頭まで浸かっている俺として、忘れられない彼のセリフ。

Morpeusにおいての究極の思想は、「自己犠牲」だ。
人としての当たり前の幸せや、権力欲等を超越して

誰よりも戦争の終結を望んだ。
人生かけちゃってます。

(ナイオビは、Morpheusの元カノです。
彼女はある時期、そんなMorpheusに同調出来ずに離別した。)

Matrix(1)の、Dozer&Tank兄弟、 Mouse、Matrix reloaded~のLink、
等のMorpheusに対する崇拝ッぷり等が結構如実な表現だが
同じくMatrix(1)で寝返ってしまうCypherとTrinityの短い会話にも表れている。

*****

余談だが、「Cypher」という名前は「Cipher」と同音だ。
これは「取るに足らない人」という意味であり、
更には「0」(ぜろ)、という意味でもある。

このシリーズは、主人公 Neo に対する呼称を
一貫して「 The one 」で統一しているのは以前述べた通りだが、
Matrixというコンピューター支配の世界が背景であるこの映画、
コンピューターが 「0」 と 「1」 で構成されている事を踏まえると更に興味深い。

*****

シリーズ3作中、Morpheus、彼の一貫した平和への願望は変わらなかった。
信じていたものが失われつつあってもだ。
( Matrix reloaded より。如実なのはOracleの予言をNeoが否定しはじめた頃。)

俺の中でMorpheusとは、この物語の事実上の主人公であり
事実、この物語は彼の思考と共に推移していった。

人生をかけて、ついに見つけ出したNeo。
これまた、事実上の救世主はMorpheusであるとも言えるだろう。

そんな彼の最後のセリフ。
それは、とても短かった。

Morpheusの思考に沿ったこの物語の本当の終幕。

ウン十万の敵兵器が撤退していく景観に魅入る彼。
呆然とその様を、ただ呆然と。

あまりに執着し過ぎていたが、彼の究極の望みは遂に叶った。

Is this real...?

(これは、現実か・・・?)

俺は泣いた。

投稿者 Min : December 1, 2005 12:00 AM