« ミリオンダラー・ベイビー | メイン | 光の旅人 K-PAX »
January 09, 2006
さよなら、さよならハリウッド
■Hollywood Ending
■2002年【米】
■上映時間:112分
天下のWoody Allenである。結構楽しみにしていたこの映画。やっとありつけました。
なんてったってこの人の作品だからなぁ。よく考えてみれば深いし、彼らしい笑いも点在している。
映像と音楽は相変わらず秀逸。この世界観はいつもながらの安心感。
なんだけどさ。
ええええっと…。
俺は、これを「面白い」と言えるほど映画心眼は持ち合わせていないし、お人良しでもないぞT_T
なんと言うか、この自虐っぷりは笑えないんだよね。映画界に対する皮肉もいいんだけれど、失明した監督が保身の為に作品を蔑ろにしているその事そのものがもう受け付けない。
クリエイティブな世界に従事している身として生理的に受け付けないし、笑えない。。
その点からムリクリ目を背けて観ていればWoodyらしいいつもの雰囲気には浸れはするし、ラストのなんだかんだでハッピーエンド的なアレも好きではある。
個人的に、Woody作品群でダントツの
The worst one I've ever seen 映画となってしまったT_T
ただ、タイトルの意味判ったのは良かった。
このセンスはやっぱり流石だなぁ。
なんで、
さよなら「、」さよならハリウッド
この位置に句読点が来るのかなぁと思っていたら、
さり気無く二重の意味が。。。
次回作「ANYTHING ELSE」待ちだねコリャ。。
投稿者 Min : January 9, 2006 03:11 AM