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December 01, 2005

ポストマン

1997年【米】
■The postman

とにかく長い。3時間。
荒廃した未来世界で、原始郵便機構の偶然による復活は面白いテーマだと思った。
新政府が誕生しつつあるという噂に人民が力づけられ、それによって変化しはじめる雰囲気もいい。
ただ、世界そのものが極端に狭い。
Kevin Costner、幻の町は半生をかけても探し当てられないのに
盲目のおばさんの「名前しかわからない妹」への、手紙の返事はあっさり持って返って来る。
結局、古代紛争物の様に戦乱シーンばかりになっていくのと、
悪役のやる事が酷過ぎで引いた。

冒頭ナレーションとラストにしか出てこない(成長した)娘と、
途中ほんのワンシーンだけ(いいシーンだが)、しか出てこない子供(が成長した)彼。

この二人を出す為に Kevin Costner の死後を入れたのか?
あの銅像もそうなのか?

投稿者 Min : December 1, 2005 12:00 AM