December 01, 2005
ウォルター少年と、夏の休日
2003年【米】
■SECONDHAND LIONS
心の温度が5度上がった・・・。
10度じゃなくて5度。
「熱い」んじゃなくて、温かくて心地いい。この映画を選んだ時の
恐らく俗っぽかったであろう心境が思い出せないけれど、
そんな事はどうでもいいから、この気持ちのまま終わらせたい感じ。とってもいい映画でした。
ウォルター演じるHaley Joel Osment。
Sixth sense の頃と比べると相当成長した彼だが、うん、ハマリ役。
声変わりと下腹に違和感を覚えないでも無いが、それは別にいいw
一言で言えば彼の成長過程に焦点をあてたストーリーなんだが、
事実上の主役である、Robert Duvall の演技が、マジで最高に素晴らしい。俺は婆ちゃん子だったし、爺ちゃんの顔も知らないが、
むしろこの不幸だった少年を羨ましくすら思わせる、本気度満載の人間交差点。
これはもはや「重み」であり「格」であり、イヤ、なんと言っていいやら。太字を使うのがなんとなく憚られる様な、
そんな温かくて優しい映画でした。^^
投稿者 Min : December 1, 2005 12:00 AM