January 23, 2006

ソウ2

SAW2
■2005年【米】
■上映時間:100分

saw2.jpg

あれー、そう言えばこれも書いてなかったな。

続編映画としてはかなり面白かった。
と言うよりも、前作~今作でSAWという一つの物語が完結している。もしこの続編が出るのなら(出そうだけれどね)、それこそがSAW2という感じかな。

バレにならない程度に書くが、大納得の結末がとっても素晴らしい!最後の最後。全てにおいて「矛盾が無かった事」が明らかになるワケだが、このミステリー、実に爽快だった。

今回のジグゾウの罠では、「注射器のアレ」が最高に駄目。
例によって俺なら取り乱す。生まれたての小鹿の様に。


うん。とってもオモシロかった!

投稿者 Min : 11:31 AM

January 09, 2006

スイミング・プール

swimmingpool.jpg

Swimming Pool
■2003年【仏・英】
■上映時間:102分

Francois Ozon 初体験^^

Charlotte Rampling 演じる売れっ子作家サラは、出版社社長ジョンの所有する南フランスのプールつきの別荘へやってくる。眩しい陽光もサラにとっては所在なげで、彼がくるのを待っていたが、やってきたのは娘のジュリーだった。
2人は奇妙な殺人事件に巻き込まれていく。。。

まず、なんといっても綺麗なんだよなー。何もかも。
新鮮な空気感漂う南フランスの描写や、プールを木々の間から見下ろす画。あの町並みの全て、遠景の全てが物凄く綺麗。

終始見とれてしまう様な画と、あのどこかミステリアスなBGMの調和が凄く良かった。これ、劇場で観るべきだったなぁ。。


さて、内容。
これが又かなりの謎を残しますな…。こういうの苦手なんだが。。

とは言え、とっても面白かった^^


~~~~以下バレ~~~~

世間でも色々と解釈の選択肢がある様なので、俺なりの見解を。
まず気になったのは、あの十字架。「あれを外した場面~ラストに再び壁に戻っている場面」が、ラストシーンでサラの持っていた「Swimming pool」という小説なのではないだろうか。
あの妖艶なジェリーはあらゆる点でサラとは対照的だ。内向的で短気なサラがサラ自身を反面教師とした上で具現化した願望の表れだと思う。情熱的でロマンチストの初恋の彼を振った話も、実際にはそうありたいと願うサラの空想なのではないだろうか。
カフェ店員への密やかな恋心も、勇気の持てないサラは自分が恋愛する代わりに、彼にジュリーを振らせる事によってささやかな欲望を満たす。更に、「アイディアがどんどんと沸いてくる」サラは彼をジュリーに殺させる。
「プール脇に落ちていたパンツ」だの「誰も気づかない様な微細な血痕」等から、直感的と呼ぶにはあまりにも神がかった閃きでジュリーの殺人を見抜いてしまうサラはいくらなんでも不自然だ。
逆にこれを「小説Swimming pool」と捉える分には想像に難しくないし、この辺りが製作陣からのヒントではないだろうか。
ジュリーの母親はニースに居るのではなく、実際には亡くなっていた。彼女の遺品の小説は燃やされてしまっていたけれど、コピーがあった。これを蘇らせ具現化するのはサラの仕事だ。サラが創造したジュリー本人の手から自分に託させた。
こうして「小説Swimming pool」が具現化し、ジュリーの母親は蘇る。
社長に一矢報いたサラ。金になる警察モノだけを書かされ、短気でグチばかりこぼしていたサラは去り、最後に本当の笑顔を取り戻す。
そう、死んでいたのはジュリーの母親ではなく、サラだったのではないだろうか。

投稿者 Min : 03:17 AM

さよなら、さよならハリウッド

hallywoodending.jpg

Hollywood Ending
■2002年【米】
■上映時間:112分

天下のWoody Allenである。結構楽しみにしていたこの映画。やっとありつけました。
なんてったってこの人の作品だからなぁ。よく考えてみれば深いし、彼らしい笑いも点在している。
映像と音楽は相変わらず秀逸。この世界観はいつもながらの安心感




なんだけどさ。




ええええっと…。




俺は、これを「面白い」と言えるほど映画心眼は持ち合わせていないし、お人良しでもないぞT_T




なんと言うか、この自虐っぷりは笑えないんだよね。映画界に対する皮肉もいいんだけれど、失明した監督が保身の為に作品を蔑ろにしているその事そのものがもう受け付けない。
クリエイティブな世界に従事している身として生理的に受け付けないし、笑えない。。
その点からムリクリ目を背けて観ていればWoodyらしいいつもの雰囲気には浸れはするし、ラストのなんだかんだでハッピーエンド的なアレも好きではある。

個人的に、Woody作品群でダントツの
The worst one I've ever seen 映画となってしまったT_T




ただ、タイトルの意味判ったのは良かった。
このセンスはやっぱり流石だなぁ。

なんで、
さよなら「、」さよならハリウッド

この位置に句読点が来るのかなぁと思っていたら、
さり気無く二重の意味が。。。

次回作「ANYTHING ELSE」待ちだねコリャ。。

投稿者 Min : 03:11 AM

December 01, 2005

呪怨 (劇場版)

2001【日】
■呪怨 (劇場版)


つか、怖ぇーよ!!!!!
バカーーーーー!!

どーすんだよ!
夜中にトイレ行けなくナッチャッタぢゃないかー!!!!

投稿者 Min : 12:00 AM

ソウ

2004年【米】
SAW

目覚めると、古びたバスルームに鎖で繋がれている二人。
二人の間には謎の死体。

面白そうじゃないですか!
ってんで、ずっと観たかったんだけれどやっと観た。


「なるほどーーー」
うん、オモロイ!!


タイトルの意味がラストで判るのもいい。
なるほどね、、、ネタバレしないけど。。うん、まさにSAW!


こういう心理状態の演技って凄いなぁ。。。

「ジグゾウ」の仕掛けた罠で俺的に一番イヤなのは、カミソリのヤツw
あれは絶対無理ぽ。
取り乱すね。生まれたての小鹿の様に。


ところでBBS見てみると、
タイトルは「絶対ノコギリだ」
言い張ってる人が居たログがあるけど有り得ないw
(そんなタイトルじゃつまんないだろw)

内容で普通に判ると思うんだけれど、判らないなら予告編観ると一発。
最初に「See....'Saw'」って言ってるしね。
これでも判らない人はノコギリだと思っていればいいさ。

つか、監督自身も言ってるしw

投稿者 Min : 12:00 AM

シンデレラマン

2005年【米】
Cinderella Man

まさしく正統派ドキュメンタリー。
温かい映画でした。

物語の山頂部分に当たる箇所。
「生きる為に」戦っていた頃の家族愛と、
「勝つ為に」戦ったボクサー魂との主人公の思考推移がとても心地良い。


Russell Croweが、なんだかとっても優しい顔つきになってる。。。
この人、どうしても暴れん坊のイメージあるよねw


Renee Zellweger やっぱいいなぁ。。
Cold Mountain の彼女が強烈な存在感だったのに対して、
今度は献身奥さん。。
ほんと、何でも演じられる人だなぁ。


ところで「Cinderella」って発音難しいな。。。
「しんでれらるれら」とか聞こえるぞ。。
明らかに[r]だか[l]だかが多いよねw

投稿者 Min : 12:00 AM

失踪/妄想は危険な凶器

1993年【米】
The Vanishing

Kiefer Sutherland ですよ。うっすら若い。
どうしたってTwenty four の印象重なっちゃうけど。

さて、う~ん。
テーマは面白いし、結構ハラハラしたんだけれどさ。

将来を誓った恋人が、ドライブインで数分買い物に立った隙に行方不明。
以後数年を、彼女の捜索に費やすKiefer演じる主人公。

対立役の Jeff Bridges。
「光の旅人K-PAX」が頭から離れなくて
集中出来なかったのはまあいいw

展開が寂しいなぁ。もっともっと捻って、苦しい映画にして欲しかった。
あと、Sandra Bullockが可哀相過ぎ。

投稿者 Min : 12:00 AM

シッピング・ニュース

2001年【米】
■The shipping news

Kevin Spacey がカッコ良かった。
淡々としていて、なんだか良くわからなかったけどホノボノした。
ただし、最初の遊び人の奥さんがスゲーむかつく。

投稿者 Min : 12:00 AM

ソラリス

2002【米】
■Solaris

う~~~ん。こーゆーの大好き。:D

George Clooney ってのと、宇宙モノってだけで手にとったけど良かった。

*George Clooney、下の方の「O BROTHER,WHERE ART THOU? - 2000【米】」とは
えらかけ離れた役ですが、色んな役作りが出来る人だなぁ…

とある惑星「ソラリス」の、衛星軌道上で停滞している宇宙船からの要請を受け
一人救援に向かう、George Clooney 演じる精神科医のクリス。


宇宙船の救援に何故、精神科医?
ちょっと引き込まれるでしょ?

俺は引き込まれた。

失った奥さんへの想いを断ち切れないまま、任務にあたるクリス。


宇宙船の救援に奥さん?
ちょっと引き込まれるでしょ?

俺は引き込まれた。

惑星ソラリスに潜む謎を巡っての、

これまた壮絶なラブストーリー

大切な人と一緒に、是非どうぞ。

(原作もあるよ!)

投稿者 Min : 12:00 AM

スターリングラード

2000年【米・独・英・アイルランド】
Enemy at the Gates

天才スナイパー演じる Jude Lawと Ed Harris。
渋すぎる組み合わせの舞台は、1942年のソ連ヴォルガ河畔。
スターリングラード。


ドイツ対ソ連の戦いなのに、ほぼ全ての登場人物が英語を話している点は
気にしてはいけないw


Jude Law率いる(率いてないけど)ソ連軍は、
最終防衛ラインであるこの河畔防御任務を
文字通り捨て駒として強制される。(撤退すると見方に撃たれる)

恐怖だけでは統制の取れなくなった軍に、
「英雄」として祭り上げられる要人暗殺スナイパーJudeの活躍が心地良い~。


戦争の一片に対するアプローチとして、とてもキャッチーだ。
うん、オモロイ。^^


つか、Rachel Weiszエロすぎ。w


*そう言えば、Rachel Weisz って、
Keanu Reeves の新作「Constantine」で競演してる!
(今気づいた)

投稿者 Min : 12:00 AM

シークレット・ウインドウ

2004年【米】
SECRET WINDOW

と、言うわけで Stephen King なのですよ。
又ですよ。
どうしたんでしょうか。

Johnny Depp が、かろうじてナントカした
そんな感じ。

開始1分のあの独り言と、開始10分のシューターの登場で
物語の全貌が予測出来てしまった上に、

本当に予想通りの展開だった点が、萎えに萎えた。


薄いよーーーT_T


どうせあの展開なら、中盤でシューターの正体明かしちゃっておいて、
そこからモートの苦悩~モートの精神の死、、この辺りに焦点当てたら良かったのに。。

ってこの映画のそのバージョン、本気で観たいぞ。。。
Johnny Depp ですよ!!?? そんな役こそ打ってつけじゃないですかっ!


ああ、なんかホント「惜しい」映画。。。

Johnny Depp は相変わらず素晴らしかった^^

投稿者 Min : 12:00 AM

ストレイト・ストーリー

1999年【米・仏】
■The Straight Story

David Lynch 監督なんです。。。


ホント、どうしちゃったの!?

っていう位、作風が違います。

彼の作品とは思えない程、素朴で暖かくて、自然で。。。

まっすぐなんだよな。。
物語りも。登場する人物達も。

ある出来事により、
主人公の頑固お爺さん「ストレイト」演じるRichard Farnsworthが、350マイルの道のりを
トラクターで走破する事に。


その兄さんや、娘、道中で出会う全ての人々が
本当にまっすぐな人で。。

道すがら、ほんの一時触れ合う人々の人生以外に
何も着飾っていない、本気でシンプルな、、、


そう。
まさに「Straight Story」。

これだけ、ある種「特異」な世界観を演出し続けた、
David Lynch 監督の異色作。

観終わった後に、「はぁぁぁぁぁ、、、いい話だなぁあ」

と、

ホント、暖かくなれる映画でしたT_T

投稿者 Min : 12:00 AM

情婦

1957年【米】
■Witness for the Prosecution

きたきたきた!

何処のランキングでも上位常連なので観てみた。
正直、ビックリした。

Charles Laughton、演じる病み上がり老弁護士の
殺人事件弁護を巡る物語。
勿論、白黒。

と、いうかですね…。


ぶっちゃけ、何も書きたくない!
まずは観れ!

Charles Laughton、この爺さん素晴らしい!
なんつーか、
「役者」ってゆーのはこうゆう人の事を言うんだな、、、としみじみ思った。

真剣に怒ってる顔、駄々こねてる顔、
階段エレベーターに乗ってはしゃいでる顔
法廷での異様に長い答弁シーン、
(ココリコミラクルタイプの超長セリフを思い出した)

こんな映画があったのかーーー

で、パッケージにもあるが、

この映画のラストは半端じゃねぇー。
ビックリした!
邦題の意味もここで初めて判った!

(シックスセンスばりのこの展開、、、流石にネタバレは出来ん…)

無条件で観れ。
貴方の心に「必ず」デカい何かを残すでしょう。:D

投稿者 Min : 12:00 AM

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

2005年【米】
Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith

まずは。。。

あの曲とあのオープニングを迎えて、漏らしそうになった。
この日が遂に来てしまった、、、
Matrix rev(3)の時のあの感覚を思い出す。

深い感慨に覆われている。。
穴らしい穴も特に無い。(凄い穴を一つ見つけたが)

全ての事象は、確かに4へリンクしている。
「Epi456観てない人は観なくてもいいよフフン」って
突き放し方もGoodJob。何一つ媚びていない。


ま、個人的に想う事をつらつら。


まずは最も注目されていた暗黒面へのきっかけ。
世間の評価は厳しい様だけれど、1、2、をちゃんと観ているなら納得出来る。
1、2、からの布石は整っていたわけだ。
(オビワンと妙に仲悪い面あるなーとは漠然と思っていたけど、ここへ繋がるのか。)

愛に生き、愛に(事実上)死んだ不幸な天才と、その息子の奏でるスペースオペラ。
それがスターウォーズ。俺はそう解釈した。
素晴らしい集束だと思う。

先天的に自己顕示欲の強い彼にとって、この流れは「自然なんだ」と思わせるお膳立てもいい。
この辺りはポッドレースの頃から布石として打たれていたし、
なるほど確かにオビワンとの確執にも表れていた。

評議会の冷たさったら無いワケだが、
ウィドゥやヨーダの判断は的確であり又それが負の助長でもあった。
「どちらにせよ選ばれし者」だった彼には、元より自由など存在していない。
これを皮肉っている様にすら聞こえる
「これで自由は失われた。万雷の拍手の中で」。
(どのシーンかは言うまでもない)

熱い。

アナキンvsオビワンのシーン、しつこい程攻め立てるアナキンに狂人としての説得力を感じた。
バーサーカーなワケだ。
強大な力を得たが、代償として「人間ではなくなった」。
生涯を共にした兄同然の師に対し、疑うべきも無い程の強い憎悪を抱く。
何よりも大切だった妻への愛情すらも憎悪に変わる。

転生した彼、、いや、彼の形をした生き物、、
ダース・ベイダーの内にあるのは憎悪と悲しみだけだ。。

泣きながら子供を殺し、泣きながらジェダイを殺し、そして泣きながら自分を殺し、、
いつしか何のために暗黒面を欲したのかも忘れ、
視野を覆う影は帝国と自分自身を残すばかり。。

そんな彼の最後の理性の糸を断ち切ったのは、彼の愛した妻と師。

深く重いオビワンの苦悩。
銀河を揺るがす程の苦悩が、オビワンの肩にのしかかる。


「選ばれし者だったのに!
弟だと思っていた!
愛していた!」


その弟を、「あえて」見殺しにした。
助けられたのに。
まだ助けられたのに。

狂人と化したとは言え、まぎれもなく弟だった。愛した弟だった。
その選択肢はあの瞬間、オビワンに重くのしかかっただろう。

しかし、彼は救わなかった。
溢れる悲しげな目線は離れるおもてに逆らい続けるも、
焼け爛れる愛すべき弟から、、最後は視線を外した。

「暗黒面に堕ちる」。。。
これは一過性の病気なんかじゃない。


生涯で最も愛した(文字通り)愛弟子が、
もう二度と「アナキン」に戻らない事を知っている彼の
心引き裂かれる決断だった。

オビワンをも暗黒面に引き込みかねないこの痛み。しかし彼は堕ちなかった。
堕ちない強さを持っているからこその「マスター」であり、
アナキンがこの域に至っていない事を知っているからこその、
評議会のアナキン=マスター保留の決定だったワケだ。



涙ボロボロですよ。。。T_T
重すぎですよ。。。T_T


つか、書ききれねーよ!

余談1:
この辺りに思考の触手を伸ばしもしないで、
「えーー結局評議会のイジメが原因ですか」とか言ってる人達は、
これからどんな映画観ても作り手の真意なんて想像もしないんだろうな。。
なんか、ちょっと可哀相。。。


余談2:
とあるBBSのログから引用


彼女を救えるのは暗黒面だけだと言っておきながら、
結局「ダースベーダーお前が殺した」と問題転換したシスに対して、
叫んで納得するべーダー卿。。。。。
おいおい。『お前が助けると言ったから
俺は悪の限りを尽くしたんじゃないかっ!!!!!!!
俺の人生、彼女の命どうしてくれる!!!!!』
となぜに怒りをぶつけないのか???。.............

こういう人が蔓延るのを放置しきって、
あくまでも「ファンの為のスターウォーズ最終章」を作ってくれたルーカス監督、
ほんとGoodJob。

ほんと、素晴らしい映画でした。

が、元来スターウォーズにそれほど興味が無い人にとっては微妙でしょう。
内容的に、そういった人達を全く突き放してるからね。

そういう方向で作ってくれた事に、世界中のSWファンは泣いたんだと思う。

大満足!!!
SWが好きで本当に良かった。^^


余談3:反論上等。冒頭の「凄い穴」に関して。
いやね、レイア姫って「母は綺麗で悲しそうな人だった」って言ってるよね^^;
会ってないやん!w
(「育ての母」の事になるのかな^^; ちょっとムリクリ感が。)

投稿者 Min : 12:00 AM

ソードフィッシュ

2001年【米】
■Swordfish

ハッカーものってトコに惹かれた。
Kevin Mitnick(今年釈放された実在のハッカー)
を彷彿させる伝説のハッカー、スタンリー。
それはいい。

「128bit暗号を60秒で解読しろ」とかもまぁいい。

「データベースに進入」しているシーン、
思いつきのパスワードを、手で連打してるのもまぁいい。
(笑えるが)

結局、ワーム(まぁウィルスみたいなモンです)を作って
銀行へ侵入するとか、うん、いいカンジだと思う。

でも、なんでだろー。
印象が薄い。心に残らないんだよなぁ。
冒頭爆発シーンとか、目を惹くシーンは結構あるのに。

まぁたぶん、
「John Travolta の二重アゴ」ばっか気になってたせいだな。

---

そう言えば当時、CMで「マトリックスを超えた」とかのたまってたな…。
ビンタしたい。

投稿者 Min : 12:00 AM

ザ・シークレット・サービス

1993年【米】
■In The Line Of Fire

普段、まずテレビ放映版は観ないんだけれど
Clint Eastwood & John Malkovich だし、なんとなく鑑賞。

なんつーか、

仮にも「アメリカ合衆国大統領」という
地球で一番エライ人


ショボく描きすぎ


扱いが笑点の山田くん並

既述の二人の快演(っても、今回は吹き替えだが)が無ければ
観た事すら封印しそうなチープさが漂う。

あれだけ念入りに計画された暗殺計画。

John Malkovich演じる、犯人は(名前忘れた)
退却計画すらない、人生の最後の大仕事。

わざわざ予告までして。
わざわざClint Eastwood を助けてまで慣行しようとしていた計画。

この超名優二人に、渋く彩られたストーリー。

うん。いいんだけどさ。


ベッドの下に忘れたメモ書き見つかって
はい。全部ダメー


ってどうなの?

せっかく雰囲気良かったのに
「えええええ、それはヤメヨウよ」


って、一人で声出してた自分が恥ずかしかったよ。



*ぷてぃっと英語口座
Line of fire = 敵の攻撃に狙われる場所 (暗殺される側の状況)

投稿者 Min : 12:00 AM

THE JUON/呪怨

2004年【米・日】
THE GRUDGE

だーーかーーらーー……

怖ぇーよ!!!バカー!

こういう映画を劇場の大スクリーン且つLateShowでスカスカの空間で観ちゃアカン!
★放課後電磁波倶楽部★


プティっと英語講座。grudge=怨み。

投稿者 Min : 12:00 AM

スコルピオンの恋まじない

2001年【米】
The Curse of the Jade Scorpion

Woody Allen 監督・主演

この一文だけで、無条件に「あ、観る」ってなっちゃう人、
世界中に一体何人居るんだろう…。

舞台は1940年代のニューヨーク!
こないだ行った、「 Grand Central Terminal 」(日本で言ったら、東京駅?)
も、この年代の風貌でしっかり出てきていきなり没頭…。
( この駅は、1998年に大改築をしたのだ )


合理化の並に飲まれつつある、とある保険会社の調査員、C.W.ブリッグス演じるWoody Allen と、
その会社へ派遣されてきた 合理主義者、ベティ=アン・フィッツジェラルド 演じる Helen Hunt。

この二人の稚拙だけどスゲー早口な口喧嘩が、
後に起こる宝石盗難事件と密接に関係しながら物語が推移する。


ノホホンとした雰囲気に浸かりながら、独特の恋愛感と、サスペンス、
何よりも「パクス・アメリカーナ」を支える裏舞台、「庶民の生活」
まったりと堪能させて頂きました。(^^)

Woody Allen は、「早口すぎて殆どリスニング出来なかった」のが

悔やまれてならないが。。。

うん。オモロい(^^)

投稿者 Min : 12:00 AM